私が今回担当したお客様は、「古民家を借りて、リメイク家具のお店を開きたい」というKさんです。
物件探しから店舗リフォーム、開業までをお手伝いさせて頂きました。
Kさんは、ホームセンターにお勤めのサラリーマンでしたが、 時代家具を修理して、モダンな家具に生まれ変わらせることを趣味で続けてこられました。
昔の箪笥(たんす)の金具だけを生かして、すっきりしたチェストにしたり。
傷だらけのテーブルを削り直して、今のインテリアに合うように塗装をし直したり。
※この記事はPR広告を含みます

「古民家」+「工房スペース」の物件探し
Kさんのご希望はこうでした。
-
リメイク家具と相性の良い古民家であること
新築ではなく、古い家の雰囲気の中で古い家具を扱いたい。 -
作業ができる工房スペースがあること
できれば「蔵」「倉庫」「屋根付きガレージ」など
工具を広げたり、塗装・研磨ができる場所がほしい。 -
トントン・ギコギコ音が出ても、ご近所迷惑になりにくいこと
家具を直す作業では、どうしても音や振動が出ます。
できるだけ、隣家とくっついていない一戸建て が理想。 -
車が入れる前面道路の広さ
大きな家具を運び込みますし、お客様の車の出入りもあります。
前面道路は、普通車がストレスなく通れる広さ が必要です。
この4つを満たす物件となると、正直なところ、かなり数は少なくなります。
【PR】
「蔵・倉庫付き古民家」は、そう簡単には見つからない
古民家と聞くと、母屋+蔵、母屋+納屋、大きな屋根付きの農機具小屋・・・
というイメージを持っておられる方も多いと思いますが、実際には、蔵や倉庫が残っていない古民家もたくさんあります。
先に蔵だけ解体されていたり、小屋部分だけ老朽化で取り壊されていたり、もともと農家ではなく町家タイプで、敷地がコンパクトだったり。
「室内作業OKか?」オーナー側への交渉も想定して探す
そこで私は、もし蔵や倉庫がなくても、室内の一部を工房として使わせてもらえないか?という交渉もしてみようと思っていました。
もちろん、そのままトントン・ギコギコやってしまうと、床や壁が傷んでしまいます。
なので、床にはしっかりした養生(保護)をすること、壁や建具を傷つけないよう、作業スペースを区切ること。
こういった工夫を前提に、オーナーさんに相談するつもりで探すことにしました。
音の問題:隣と離れた一戸建てを優先
家具を修理する作業では、ノコギリ、トンカチ、電動工具などを使います。
どうしても音と振動が出てしまうので、ここも重要なポイントです。
そこで、物件検索の条件として、
隣の家と壁がくっついていないこと
できれば、敷地に少しゆとりがあること
住宅密集地は避ける
を意識して物件を絞っていきました。
「希望エリア×古民家×工房向き」の条件に合ったのは・・・
結果、条件に近い物件は1件だけでした。
この1件を他の人に取られては困る!ということで、Kさんはすぐに申し込みを入れました。
倉庫付きの物件でした。
倉庫を工房にして、古民家は住居兼カフェ。
カフェではリメイク家具を展示して販売するという計画です。
この後、Kさんは開業に向けて、資金の調達、賃貸契約、リフォームへと動き出します。
それはまた次の記事でお話しますね。