古民家LABO

古民家専門の不動産屋で働く私の仕事日記

田舎の古い家でも売れる時代に。“意外とニーズが高い”理由とは

「田舎の古民家なんて、誰も買わないでしょ…」
そう思って、長年そのままにしている方がとても多いです。

しかし、ここ数年で状況は大きく変わりました。
田舎の古民家でも“売れる時代”が本当に来ています。
築70年、80年、100年を超える家でも、買い手がつくケースが増えているのです。

なぜ、いま古民家のニーズが高まっているのでしょうか?

 

「この古民家、売れるのかな…」そんな不安がある方へ。

あなたの物件に合った“売却方法”を比較検討できます。

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「古民家で暮らしたい」移住希望者が増えている

コロナ禍以降、地方移住の相談が一気に増えました。
その中でも、

  • 都会の喧騒から離れたい人

  • 子育てを田舎でしたい家族

  • 日本家屋の雰囲気を好む外国人

など、「古民家に住みたい」という層が確実に増えています。

特に、 太い梁、土間、昔ながらの木の風合い。これらは“いまの新築では手に入らない価値”として受け取られています。

カフェ・宿・店舗用の物件として人気

田舎の古民家は、「店舗として使いたい」という問い合わせがとても多いです。

たとえば

  • 古民家カフェ

  • 雑貨・アートギャラリー

  • 田舎の小規模レストラン

  • 民泊・ゲストハウス

このように、「建物の味」をそのまま活かしたい人が増えています。

都会や住宅街では手に入らない雰囲気が、田舎の古民家にはあります。
それを魅力と感じる人が確実に存在します。

建物がボロくても大丈夫な人が増えている

「雨漏りしているし、床も抜けかけている…」
「もう満足に住める状態じゃない…」
そんな状態の古民家でも、買い手がつくこともあります。

理由は

  • 自分で直したい“DIY層”の増加

  • リノベーション前提で探している人が増えている

  • 土地+建物をまとめて安く買えるのが嬉しい

“壊してしまうには惜しい”という声は本当に多いです。

古民家は「資材」としての価値が上がっている

私が仲介した案件の中にも、「建物そのもの」ではなく「資材」として価値を見いだされて売れた古民家があります。

数年前、築90年ほどの古民家をお持ちのご家族から相談を受けました。
雨漏りがひどく、床も沈み込み、正直“住める状態ではない”家でした。
売主様も「これはもう、解体して処分するしかない」と思い込んでいました。

ところが内覧に来られたのは、古材を扱うお店を経営されている方
家に入ってすぐ、太い梁や柱、昔のまま残された建具(欄間や板戸)を見て、

「この材料、いま手に入りませんね。全部使えますよ。」

と、その場で興味を示されたのです。

結果として、建物としての価値ではなく“素材そのもの”を気に入って購入されたという珍しいケースになりました。

もちろん売れた価格は安くなってしまいましたが、売主さんは価値ゼロと思い込んでいたのに収入を得ることができましたし、解体費用も負担せずに済んだのでラッキーだとおっしゃっていました。

この買主さんは、

梁は店舗の装飾に

古建具はリメイク家具として

 敷地内の石材は外構に再利用

といった形で活用されるそうです。

 

解体して売る? そのまま売る?どちらが得か

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買い手が全国から探せる時代になった

ネットの普及・SNSYouTubeの古民家ブームのおかげで、「地元に買い手がいなかったら終わり」という時代ではなくなりました。

東京・大阪・名古屋の人が田舎の古民家を買うケースは本当に増えています。

 

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