古民家LABO

古民家専門の不動産屋で働く私の仕事日記

築100年超え古民家は安全?私が購入した体験談から

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築100年超えの古民家を前にすると、「古すぎて大丈夫?」と心配になる方は多いと思います。見えない部分の劣化や構造の不安はつきものですからね。ても、実際に私が古民家を購入してわかったのは、昔の大工さんの知恵が詰まった構造は、思った以上に合理的で安全に配慮されているということでした。

 

釘を使わない工法=免振の知恵

築100年以上の古民家には「釘をほとんど使わない工法」が多く採用されています。実はこれが地震に強い理由のひとつ。木と木を組み合わせた「仕口(しぐち)」や「継手(つぎて)」によってしなやかに揺れを受け流す、いわば免震構造なのです。

さらに、礎石(そせき)の上に柱を直接のせる構造も特徴的です。地震の際には柱が礎石の上で少し動き、そのズレが揺れを吸収する働きをします。

私が古民家を購入した時は、工務店さんに床下を見てもらい、その構造を実際に確認しました。古民家は「倒れにくい」ではなく「揺れを逃がす」という考え方で建てられいるんですね。

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チェックポイント

私が古民家を購入した時、工務店さんと一緒に床下や柱の状態を自分の目で確認しました。

  • 礎石の上に柱がしっかり乗っているか

  • 礎石から柱が落ちそうになっていないか

  • シロアリ被害がないか

  • 床下の木材の腐食はないか
    これらはとても大切なチェックポイントです。

工務店さんにも床下を調べてもらいましたが、床下の土はよく乾いてますよ!木材も乾いてるし、これならシロアリも大丈夫なんじゃないかな。と言っていました。

これは通気性の良い構造のおかげです。

なので私はさらにお金をかけてシロアリ業者に点検を依頼することはしませんでした。

シロアリ業者って被害が見当たらなくても心配な箇所があるからとムダにお金を請求されそうな不安があったので。

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昔の知恵が生きる古民家

築100年以上経ってもまだ健全に残っている理由がわかります。湿気を逃がす床下の構造、揺れを受け流す礎石構造、そして木組みの柔軟性。古民家は単なる古い建物ではなく、昔の大工さんの技術の結晶なのです。

もちろん状態の悪いものもありますし、補修が必要な場合もあります。ただ築100年以上だからぼろいってわけでもないですよ。

 

まとめ

築100年以上の古民家は、長い年月を生き抜いてきた理由があります。

  • 釘を使わない木組の免振構造

  • 礎石に柱を乗せることで揺れを逃がす仕組み

  • 通気性の良さによる腐朽・シロアリ被害の抑制

工務店さん、リフォーム業者さんに説明を受けながら一緒に確認するといいですよ。

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